〈てらさぽ終活〉は、人生の各ステージで必要となる法的な備えを
一つのパッケージにした、包括的な終活支援サービスです。

元気でないとつくれない、備えとなる契約書を作成します




曹洞宗 冨士山 寳林寺住職
東北福祉大学 学長
千葉 公慈
「善友」との出会い
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曹洞宗 徳雄山 建功寺住職
生き方を説くベストセラー作家
枡野 俊明
「憂いを手放し、好日を生きる」
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ご利用者様の声



鈴木 謙太(すずき けんた)
鈴木・五嶋法律事務所 代表弁護士(第二東京弁護士会)/税理士/曹洞宗僧侶。静岡県島田市・松原山醫王寺 徒弟(第六〇九番)●平成27年3月に明治大学法科大学院修了。同年9月に司法試験合格後、元最高裁判事 山浦善樹弁護士に師事し、約6年半の指導を受け、令和5年に鈴木・五嶋法律事務所を開設。●令和6年大本山總持寺にて安居。地域社会における寺院の役割を痛感し、曹洞宗に特化した寺院法務・税務とともに、檀信徒や近隣住民の終活支援に注力している。


五嶋 良順(ごしま りょうじゅん)
鈴木・五嶋法律事務所 共同代表弁護士(第二東京弁護士会)●明治大学法学部卒業後、平成27 年3月に慶應義塾大学法科大学院修了。同年9月に司法試験合格。一般民事・中小企業法務を中心業務とする弁護士法人での約6年半の勤務を経て現職。●「困っている人を真に救済するには法律や医療だけでは足りず、宗教的な支えも必要だ」。精神科医である父親から聞かされてきた言葉を弁護士業務の中で強く実感し、鈴木と二人三脚で〈てらさぽ終活〉に尽力している。
〒110-0016
東京都台東区台東3-15-3
MARK SQUARE御徒町 11F
TEL : 03-5834-3230
受付時間/10:00〜18:00
(※土日祝日は要予約)



①見守り契約
お元気なうちから始まる、
日々の暮らしの安心サポート。
●心に寄り添う「見守り」
あなたのご希望に合わせて、定期的にご連絡をさせていただいたり、自宅訪問して安否確認をします。また、日常の些細な不安から専門的なご相談まで、いつでも相談できる人がいるという安心感をご提供いたします。
●いつか来るその日までの大切な備え
人は、時の経過とともに、徐々に心身の状態も衰えていきます。衰えてから専門家に頼ろうと思ってもそのときには動けなかったり、正常な判断ができないことも少なくありません。見守り契約は、その日がいつ来たとしても適切な対応ができるようにするための備えになる大切な契約です。


②財産管理契約
日々の煩わしさを手放し、
暮らしをもっと軽やかに。
●見守り契約の次の段階
認知症等になる前でも、体力の衰えなどにより、ご自身で財産管理をすることが難しくなったり、億劫に感じることはよくあります。そのようなときには、ご希望に応じて、毎月の公共料金や医療費等の支払いを代行したり、有価証券や不動産の管理といった財産管理を行います。
●明性のある専門的な管理
財産管理の状況は定期的に書面でご報告し、透明性の高い管理をお約束します。また、ご希望に応じて大切な通帳や印鑑も責任を持ってお預かりし、当事務所の契約する貸金庫にて適切に管理いたします。


③身上監護(任意後見)
あなたの尊厳を、
最後までお護りします。
●任意後見契約の意義
認知症等で判断能力が低下したとき、任意後見契約を締結していないと、あなたの財産をあなたの意向に基づいて使うことが難しくなってしまいます。お元気なうちにご自身で信頼できる支援者を選び、その人に財産の管理や身の回りの監護を頼んでおくことができる。それが任意後見契約です。
●あなたの意思を尊重
判断能力が衰えてしまう前に、「こうして生きていきたい」「こういうことはしないでほしい」という想いをしっかり記録に残します。ご希望に沿った支援体制を整えることで、あなたの尊厳を守ります。


④財産管理(任意後見)
あなたの大切な財産を、
責任を持って未来につなぎます。
●意思に基づく適切な管理
判断能力が低下してから関わる法定後見では、あなたがどのような想いで財産を築き上げてきて、どのように使ってもらいたいかが理解されないケースも少なくありません。お元気なときからつながっているからこそ、あなたの意思に沿った財産管理が実現できます。
●万が一のときにも、財産を悪意から守り抜く
社会情勢が大きく変わる昨今、残念なことに高齢者を狙った犯罪被害はあとを絶ちません。専門家が財産管理を行うことで、ご自身の判断が難しくなった際も、詐欺や不要な契約からあなたを守る「安心の盾」となります。


⑤死後事務委任契約
心安らかに旅立てるよう、
煩雑な手続をすべて担います。
●誰にも迷惑をかけないために
ご逝去後、ご親族に代わって、葬儀や納骨の手配、病院や介護施設への支払い、関係者へのご連絡、行政手続まで、煩雑な手続をお引き受けします。身寄りのない方はもちろん、ご家族に負担をかけたくない方も、周りに迷惑をかけずにいられます。
●お寺と連携したお見送り
お子さんがいない方、お子さんがいても頼れない方は、葬儀等の手配をしてもらえず、ご先祖様のお墓も放置されてしまいます。〈てらさぽ終活〉では、僧侶資格を持つ弁護士がお寺と連携し、葬儀や納骨、永代供養の手配、墓じまいを代行することが可能です。


⑥遺言執行
ご自身の「想い」を、法的に
最も確実な形で未来へつなぎます。
●遺言書を作成する意義
たとえ仲の良いご家族であっても、財産の分け方を巡って深刻な紛争に発展するケースは少なくありません。また、相続人がいない場合は、遺言書がないと財産は国庫に帰属してしまいます。遺言書を作成することで、これらの問題を防止できます。
●想いを伝えるお手伝い
「誰に、何を、どのように遺したいか」、遺言書に託された最後の想いを、遺言執行者という法的な責任者として確実に実現します。財産の分け方だけでなく、家族や友人への感謝の気持ちなどを「付言事項」として残すサポートもいたします。


⑦福祉型信託
未来あるご家族のため、
信頼できる専門家に将来設計を託す。
●障がいのある家族の、未来への備え
「私が亡きあと、障がいのあるこの子の生活は誰が支えるのか」。遺言では財産を一度に渡すことしかできず、子どもが適切に管理できない危険があります。信託であれば、ご家族が安定した生活を送れる仕組みをつくれます。
●残った財産の使途を指定できる
障がいのあるお子さまは遺言書を作成できず、配偶者や子孫がいないケースも多いため、お子さまがご逝去されると、お子さまのために遺した財産が国に帰属してしまいます。福祉型信託では、国庫帰属を防ぎ、お子さまが旅立ったときに残った財産の使い道や寄付先なども柔軟にご指定いただけます。


⑧ペット信託
大切な家族の一員へ、
愛情を未来につなぐ。
●ペットが幸せに生涯を全うするため
あなたがいなくなったあとも、大切なペットがこれまでと変わらず、愛情に満ちた暮らしを送れるよう、信頼できる新しい飼い主を指定し、飼育に必要な資金を託す仕組みが「ペット信託」です。私どもが監督人となり、あなたの最後の約束が守られ続けるかを見届けます。
●お寺と連携したペット葬儀に対応
〈てらさぽ終活〉では、大切なペットが旅立ったあと、お寺との連携によるペット葬儀にも対応いたします。あなたの大切な家族として、ペットが旅立ったあとも、あなたの愛情を私どもがつないでいきます。


曹洞宗 冨士山 寳林寺住職
東北福祉大学 学長
千葉 公慈
「善友」との出会い
いま日本は『超高齢社会』といわれています。若者の人口も少なくなっているため、さまざまな社会の課題を抱えるようになりました。さらに『孤独社会』ともいわれ、支援が必要なお年寄りが増える一方で、現場での人手不足などの問題も起こっています。いまや家族の協力や社会の制度に頼ることにも限界がありそうです。
現在、私は縁あって福祉を学ぶ大学の学長を務めていますが、そこで普段は国・地方自治体・企業・市民団体・そして大学が互いに連携して福祉活動に取り組んでいます。しかしそれでもなお、根本的に『何か』が足りないと感じています。
その何かとはズバリ、心から信頼出来る『伴走者』という存在です。仏教や禅の世界では、苦しむ人に寄り添う親友を『善(ぜん)友(ぬ)』と呼んで大切にします。本当の友達は、善良な人生をもたらすからです。
信頼は最上の親友である
『ダンマパダ』第204偈
これはインドの古いお経にあるお釈迦さまの言葉です。人間の苦しみを正面から受け止め、それを乗り越える知恵を教えるのが仏教です。しかし、その知恵も専門的な知識と経験がなければ、活かすことは難しい。あたかも名医が治療の方法をよく知っているように、人生の終活にも、心と法律に詳しい伴走者が必要なのです。
〈てらさぽ終活〉は、単なるビジネスやシステムに終わらない、あなたの『善友』になってくれるものと期待しています。明けない夜はなく、春の来ない冬はありません。一人で悩まず、心から安心できる友に語りかけることから始めてはいかがでしょうか。そこに安心という光がさすことを私も信じている一人です。
千葉 公慈(ちば・こうじ)
仏教学者として、大学だけに留まらず、著作やテレビ・ラジオ、各種イベントといった幅広いフィールドで活動。一般の人々に向けた分かりやすい切り口で、人生を説いている。矯正施設である少年院の教誨師を長らく務めるなど、迷いに悩む相手に寄り添い、「慈悲」の精神から人間らしい幸せを追求。曹洞宗大本山永平寺の僧堂教育評議員。


曹洞宗 徳雄山 建功寺住職
生き方のヒントを説くベストセラー作家
枡野 俊明
憂いを手放し、好日を生きる
鈴木先生とは、私の弟子が修行中に体調を崩した際、進んでお粥を作るなど、献身的に弟子の看病をしてくれたことがきっかけで知り合いました。その姿に私は、法律家としてだけでなく、僧侶としての深い思いやりを感じています。
総務省の統計において、日本の独居の高齢者世帯が40%を超えるのも時間の問題だといわれています。頼れる身内がいない中で、自分自身が動けなくなったらどうするか。葬儀の手配や死後の手続についても明確な答えを持っていないままの方が少なくありません。
抱えている不安を解消するために終活を始めようとしても、そもそも何をしたらいいのか分からない。世の中に数多ある終活支援事業者は、どれが信頼できるものかも分からない。
その点で、一つの答えになりうるのが〈てらさぽ終活〉です。なぜなら、信頼できるお寺の住職と弁護士が、あなたと同じ目線で将来の不安と向き合ってくれるからです。
思いやりの『心』だけでは、現代社会の複雑な手続は越えられません。そして、無味乾燥な『法』だけでは、人の心は救われません。『心』と『法』の二つが一体となっている〈てらさぽ終活〉だからこそ、本当の『あなたの心の拠り所』が生まれ、今後の生活のすがすがしさにつながると期待しています。
実際、私が住職を務める建功寺でも、檀信徒のため〈てらさぽ終活〉の相談会を開いています。参加された方からは大変好評を得ており、「これで安心して生きていける」との声もいただいています。
まずは、いますぐその門を叩いてみることです。限られた自分の時間を幸せで満たすため、憂いを手放すための確かな一歩が、そこから始まるのですから。
桝野 俊明(ますの・しゅんみょう)
禅の思想と日本の伝統文化に根ざした「禅の庭」の創作活動を行い、ドイツ連邦共和国功労勲章功労十字小綬章を受章するなど、国内外で高い評価を得る。2006年には『ニューズウィーク』日本版「世界が尊敬する日本人100人」に選出。『人生を整える禅的考え方』『かかえこまない練習』『小さな悟り』など多数の著書がある。


「どう静かに逝こうか……」から
「どう人生を楽しもうか」へ
Aさん夫妻(夫73歳・妻70歳)
私たちの悩みの出発点は、子どもがいないことでした。自分たちの親を看取った経験から、いざというときに役所などの行政は思うように助けてはくれない現実も痛感していました。頭の中はいつも「自分たちのときは一体誰が……?」「どうやって周りに迷惑をかけずに、静かに逝こうか」ということばかり。消極的に“死に方”を考える毎日でした。
そんなとき、お寺のご住職様にご紹介いただいたのが〈てらさぽ終活〉です。契約してからの変化は劇的でした。鈴木先生たちは法律家というより、まるで息子のように私たちの不安に寄り添い、身の回りのことを気にかけてくれます。その絶対的な安心感が、私たちの考え方を一八〇度変えてくれたのです。
「どう死ぬか」などとは、もう一切考えません。「どうやって残されたこれからを楽しんで生きようか」「次はどこへ旅行に行こうか」と、昔のような明るい会話が私たち夫婦に戻ってきました。
終活とは、未来への備えであると同時に、「いま」を輝かせるための最高の贈り物なのだと、心から感謝しています。


私自身だけでなく、
障がいを持つ
子供たちの
未来も変えてくれた
Bさん(63歳)
私には、精神的な障がいを持つ子どもがいます。離婚してからは女手一つで育て、いまは三〇代になりましたが、自分が年を重ねるにつれ、「私が倒れたら、この子はどうなるのだろう」「私自身の老後は一体誰が……」と、出口のない不安に押し潰されそうな毎日でした。
藁にもすがる思いでご相談したのが〈てらさぽ終活〉でした。鈴木先生たちは、弁護士というよりも一人の人間として、私の複雑な悩みにじっくりと耳を傾けてくださいました。いまでは、子どもも先生たちを頼りにしており、時々一緒に食事に行ったり、家族のように寄り添ってくださいます。
私の日々の暮らしの見守り契約や、認知症等になった際の任意後見契約のおかげで、心から安心して過ごせています。そして、なにより気がかりだった子どもの将来も、福祉型信託でしっかり守れています。
すべての備えを終えたとき、長年背負ってきた重い荷物を信頼できる方に預かってもらえたような、不思議な解放感に包まれました。これまで悩みに囲まれて見えなかった世界が、いまは色鮮やかに輝いて見えます。


旅立った先輩の、
生前の想いを形に残していく
Cさん(68歳)
私は、独身だった先輩のSさんの身の回りのお世話をしてきました。安心してサポートできたのは、先生たちに以前、財産管理契約書を作成いただいたおかげです。定期的にSさんの入所施設も訪れてくださり、愛煙家だったSさん私と、他愛のない話で談笑した時間も覚えています。
その後Sさんは亡くなられましたが、「オーナーだったスナックをママに引き継ぐ」という想いが形になりました。店名はSさんのあだ名が由来で、生きた証が残せたように思えて嬉しかったです。常連のお客さんもお店の承継を願っていましたが、実現できたのはSさんがちゃんと遺言を残しておいてくれたからです。
お店の承継には種々の手続が必要であり、専門家でなければ適切に整理して進めることは難しいものですが、〈てらさぽ終活〉の先生たちが遺言執行者として現在も責任を持って進めてくださっています。
Sさんの葬儀は、死後事務委任契約に基づいて私が執り行いましたが、先生方も参列してくださいました。副葬品として煙草を棺に入れて言葉をかけられるなど、とても温かい心遣いに、あらためて感謝しています。

〈てらさぽ終活〉を始めた
きっかけと、私どもの想い
〜一房のぶどうが、教えてくれたこと〜

原点は、あるおじいさんとの出会いでした。
「入院中の方がいよいよ余命一週間となり、ご自身の死後の手続を心配されている」
ケースワーカーからの連絡で駆け付けた病室にいたのは、全身に転移した癌のため、「痛い、痛い」とうめくことしかできないおじいさんでした。残された時間は、わずかです。私は、遺言書と死後事務委任契約の作成を急ぎました。
旅立たれたあとの事務的な手続を整える。そこまでが法律家としての仕事です。しかし、書類の準備を終えたとき、目の前で苦しんでいるおじいさんに、思わず問いかけていました。
「なにか私にしてほしいことはありますか?」
「最期に…美味しいぶどうを……食べたい」
私はその日の予定をキャンセルして百貨店へ走り、一番瑞々しいぶどうを手に病室へ戻りました。
すると、小さな奇跡が起きたのです。
痛みを訴えることしかできなかったおじいさんが、私の顔を見て、穏やかに微笑みました。
「一人じゃ食べきれないし、一緒にどうですか」
一粒、また一粒と、二人でぶどうを食べました。ぽつりぽつりと、故郷の思い出や、子どもの頃の話をしてくれました。その笑顔を見ながら、私はこう悟ったのです。
人生の最後の瞬間、法的な手続だけでは人は救われない。ただそばに、話を聞き、ささやかな願いを叶えてくれる誰かがいる。その存在そのものが救いなのだと。
同時に、私は深く後悔しました。
もっと早く出会えていれば、苦しみだけの毎日ではなく、もっと多くの穏やかな時間を提供できたかもしれない──。だから、私どもは決めたのです。事が起きてから対応するのではなく、お元気なうちからご縁を結び、人生の旅路に寄り添い続ける『生涯の伴走者』になろうと。
〈てらさぽ終活〉は、法律や手続だけのサービスではありません。人生の最期まで、心から笑っていてほしい──。一房のぶどうが教えてくれた、私どもの切なる願いそのものなのです。

